ユピテル ASG-R01のレビュー3回目です。
今回はASG-R01で記録したデータを分析するソフト、ATLASTOUR Plusの使い勝手の話です。
ソフトのインストールと同時にASG-R01用のデバイスドライバーもインストールされるようで、データの読み込みは非常に簡単でした。充電に使うのと同じミニUSBケーブル接続でASG-R01とPCを接続し、データ取り込みボタンを押すだけ。Garmin405のように無線での取り込みじゃないので、失敗の心配もありません。
鎌倉でのトレイルランの結果を取り込んでみたのが、上の図です。地図はおなじみGoogle Mapで使いやすく、また走行時間や走行距離、ペース図などよくまとまったソフトで使いやすいです。Google Earth用にKMZ形式でファイルをExportできるのも良いと思います。
しかし大きな不満があります。ASG-R01では本体でもこのソフトを使ってもラップペースがわからないんです。
ランナーならば必ず走った後に、「最初の1kmは5'00/kmで走れたけれど、10km以後はペースが落ちて5'10/kmになっかった」とか、最後の1kmだけは4分30秒ペースで頑張ったとか1km毎のペースを気にしますが、今のところこれを見る手段がありません。残念です。
ということで、初使用のレビューを3回に分けて書きましたが、まとめると
－ 安い！（9975円）
－ 外見は価格並み
－ ボタンが押しにくい
－ 使用時はウエストバックに入れての使用が良さそう
－ GPS受信までにかかる時間は許容範囲内
－ 走行距離はGarminより長めに出る
－ ソフトは使いやすいが、1km毎のタイムがわからないのが残念
－ 総合すると初めてのGPSとしてはお勧めしない。GarminなどのGPS時計を持っている人の長時間（15時間）対応の２台目としてが良さそう
またレビューをしたいと思います。
