幸い今年のシルバーウィークは土日を入れると5連休となり、佐渡島一周エコジャーニーなどという変態な人たちしか集まらないであろうという大会でさえ、初めて定員に達したらしい。日曜朝に少しの期待と大きな不安を抱えながら、自宅を出発し上越新幹線で新潟へ、そこからバスに揺られて佐渡島へ渡るフェリーに乗船しました。
フェリーでまず驚いたのが、船室のステージ(後で聞くと定位置だそうです)ですでに20名くらいのいかにもランナーっぽいのが宴会を始めている! ランナーには酒好きが多いけど、明日から208㎞も走るのに大丈夫? 私は初心者らしくその輪には近づかず、一人船室の片隅で寝ながら佐渡島に着くのを待っていました。
フェリーが佐渡島が近づいてくると海岸線が見えてきます。これが実際にとてつもなくひろい!走る前からクラクラしてきました(^^;
フェリーを降りると送迎バスのお出迎え。バスにランナーを詰め込んでスタート、ゴール会場となるホテルめおとを目指すのですが、このバスがすでに酒臭い!先ほどのフェリーできこしめしたランナーも多いようで、ろれつが回ってない人もちらほら・・・
ホテルめおとでは5人同部屋(先着順で低い階からランナーを入れていくそうです。私は3階でした)。同部屋の人は、この佐渡島一周への参加9回目(10回中)の人とか、川の道520㎞を走ったりさくら道を走ったりしてる人、先々週は思い立って盛岡から東京まで走って帰り、先週は夢の島24時間を走り、今週は佐渡島の人とか。初200㎞の私にとっては単なる変な人がそろってました(^^;
受付で24枚のA4サイズの地図をもらい、夕方5時から事前説明会(飲み物はシャンパン^^)で間違えやすい曲がり角などの説明があります。これをしっかり聞いて、地図にまーくしておけばそんなに道を間違えることはありません。
なお、参加賞は日本酒5合と米でした。昨年までは越乃寒梅だったのが、今年から佐渡島の酒:北雪に変わったようです。やはり地元の酒がうれしいですね^^
説明会が終わると、前夜祭の始まり。翌日走るとは思えない料理とビール、酒! 途中でトイレに寄ったときに飲みすぎなのが戻しているランナーがいたけれど大丈夫?? って感じの大宴会。私は早々に退散して風呂に入って、9時には寝ました。
翌朝4時に起きて、朝ごはんを食べたらいよいよ大会本番です。
なお、下の写真はホテル横の夫婦岩とホテルから見る夕暮れ。正直言ってぼろ宿ですが、立地と景色と風呂のすばらしいところでした。
つづく