ウルトラマラソン始めました

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第14回川の道フットレース ハーフの部 その6:三条大橋南詰まで

- 長岡駅前。ここの通過時には眠くて仕方なかった。

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CP21:三仏生(和田邸)(177.6㎞)からCP23:三条大橋南詰(215.3㎞)まで

和田邸は名前の通り和田さんのご自宅。ガレージを開放して毎年私設エイドとして運営いただいていたのが、最近正式にチェックポイントになったそうです。和田邸についたのが既にスタートから35時間50分!、夜10時50分になっていました。とっくに走れなくなっており基本は歩き、10℃を下回る気温の中、寒くてたまらず、ここで着替えをさせていただきました。

手前にあったコンビニで購入したTシャツとホカロン2つを加えて、上半身は、フラッドメッシュタンクトップ、ホカロン2つ(腹+胸)、Tシャツ、アームカバー、ウインドジャケット、レインジャケット、ランニンググローブ、下半身はランニング用短パンの上からレインパンツという重装備です。いかに寒かったかわかってもらえると思います。

和田邸では7-8人は仮眠でき、日本酒、ビールなどもあって色々誘惑は大きかったですが、着替え後カップラーメンだけをいただいて再出発しました。休むと元気になるもので、この時の気持ちは後77㎞、がんばるぞ!でした。

でも、出発してしばらくすると突然右脚の付け根、鼠径部に激痛が。一歩一歩が痛くて痛くて全然進みません。ストレッチやマッサージしても治らず。仕方なくここでロキソニンのお世話になりました。服用して5分もすると痛みも治まり歩けるようになり、その後ゴールまで再発せず。あの痛みはなんだったんだろう・・・。一瞬ゴールできないかもと思った瞬間でした。

さて、痛みも治まりひたすら歩きで前に進みます。でも寒いし、暗い中景色を楽しむこともできず一人黙々と歩いていると、どんどん眠くて眠くて仕方なくなってきました。ということで、コンビニに寄って投入したのがモンスター・エナジー。このレースの1週間前からカフェイン断ちをしていたおかげで、これの効果はバッチリ! その後3時間ほどは眠くならずに歩くことができました。

そうは言っても、長岡駅前のCP22:大手通交差点(192.2㎞)を過ぎるころには3日目の午前2時半、スタートから39時間半を経過し、その間に寝たのは3時間。いい加減眠くて限界になってきました。そこで、見つけたのがバス停、雪国だけに小屋になっていて、ドアも閉められ中に長椅子が置いてあります。198㎞地点当たりのバス停で20分横になりました。この後数時間、20分の睡眠でこんなに元気になるのかと思うくらい眠気も取れ、しっかり歩き続けることができるようになりました。

歩いているうち夜も明け、CP23:三条大橋南詰に到着しました。既に3日目の朝8時過ぎでした。

つづく