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JognoteとYahooとの連携で思う事

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Jognoteを見ようとしたら、「Yahooアカウントと連携してください。連携しない場合2019年4月以後ログインできなくなります」という主旨のポップアップが出現しました。

2017年5月にYahoo Japanの子会社であるワイズ・スポーツ株式会社にJognoteが身売りされて以来、初めての目立った動きです。Yahoo Japanとの親和性を高めて収益性をアップしようとしているのか、ユーザー管理をYahooと一体化することによるシステムの簡素化とコストカットがねらいなのか。私は後者だと勘ぐっていますが、どちらにしても良い動きだと好意的に見ています。

Jognoteは正直言って、その使い勝手が時代遅れです。最近のランニング系のアプリはGPS時計やスマホから走行データが取り込めて、分析できて、更に友人とつながることができて当たり前。一方Jognoteは手で走った距離を入力しないといけないし、その分析もできません。簡単に言うと負け組です。

SNSは使い勝手が命。将来性を考えるなら、Runkeeper, Strava, Nike+などと自動連係できるようにしないといけないんでしょうが、日本国内だけの小規模SNSとの連携は大手にとっては何もメリットはないはず。

Jognoteは仕方なく、緩慢な衰退を前提として、現状維持+Yahooとの連携で生きながらえる道を選んだと推察しています。

ちょっと調べてみるとRunkeeperのユーザー数は5000万人、一方Jognoteは30万人。5億人のユーザー数を誇るGoogle+でさえメジャーになり切れずサービスを終了するなか、延命措置としてのYahooとの連携は妥当な判断だと思います。

私が走り始めたのは2006年5月、それ以後の全てのランの記録と思い出がJognoteに記録されています。また多くのランナー仲間はJognoteを通じて知り合いました。いまだに時々昔の記録を読み返すことがあります。

このJognoteがなくなるのは辛すぎです、できるだけ長く続いてほしい。Yahooとの連携で1年でも2年でも寿命が延びることを祈っています。