ウルトラ後の食べても食べてもお腹がすく期間が続いていて、そろそろ使った以上の摂取になりつつあります。また下腹部が育ってしまう・・・
小諸グランドキャッスルホテルでしっかり5時間の睡眠を取り、起きたのが午前2時。起きて気が付いたのですが、湿布を貼り忘れた! 足の炎症防止にロキソニンテープをたっぷり持ってきており、各レストステーションで足に張りまくる予定でした。
まあ、忘れたものは仕方ないので今更ながら足に張りまくって、準備と食事をして、用意が終わったら湿布をはがして出発。結局小諸を出たのは午前3時15分、7時間23分の滞在でうち5時間半が睡眠でした。
小諸から善光寺までは街中ですし、道もフラットか下り加減。睡眠も十分とったとでしばらくは気軽な気分で歩きました。走ろうと思えば走れたんですが、下りの一部で走った方が楽な場合を除き、足の負担を最低限にするためにできるだけ歩きました。歩きと時々の小走りを加えてキロ11分程度、でもさすがに既にレース3日目に突入し距離も250㎞を超えて疲れは溜まっています。1時間動き続けたら5分以内の休憩(コンビニ休憩含む)を自分に課して動き続けました。
このあたりから善光寺を過ぎるあたりまで、3組ほど川の道のランナーに追いついたり、抜かされたりしました。皆、最遅でも完走を目指すランナーたちで、結果完走された方、完走するも時間内にゴールにたどり着かなかった方など。でも私のとったペースでもトラブルなく、体力が続けば完走できるペースなのは間違いないはずです。
足のダメージ軽減のため、基本歩き続ける牛歩作戦で川の道に臨みましたが、歩くと時間に余裕がなくなります。本当は食事時間くらい、牛丼屋やファミレスで足を休めながら食べればよいのですが、私の場合はできるだけ歩きながら食べました。朝はホットコーヒー、サンドイッチを2つコンビニで買って歩きながら食べる。その後はお腹が減ったらおにぎり2つを買って歩きながら食べるとか。
唯一、店でゆっくりしたのは前日のホットはちみつレモンと、篠ノ井橋手前、千曲の丸亀製麺。丸亀で久しぶりに座って暖かいうどん(大盛り)を食べて、なんだかすごく幸せでした^^
(久しぶりに座って食べる温かいうどん、最高! 丸亀製麺は早くてうまくてつるつるでレース中に寄りたい店No1!)
うどん以外にもうひとつ楽しみにしていたのが篠ノ井橋。ここで2日目に続きラン仲間が応援に来てくれているとのこと。ひたすら歩いて篠ノ井橋を目指すと手前のコンビニにラン仲間が! ゴールデンウィークにわざわざ応援に来てくれるってほんと嬉しい! ラン仲間に元気をもらい、この時は自分も元気で翌日に三箇小学校にたどり着き、その後完走するつもりで先に進みました。
(応援に来てくれたラン仲間と。ほんと嬉しい!)
でも篠ノ井橋あたりから、両足の小指が痛くて、更に左足の甲の痛みが激しくなってきました。小諸出発時には感じられませんでしたが、その後だんだん足がむくみ、シューズが足を圧迫して居場所のなくなった小指が両足とも痛み、少し甲高の左足の甲がシューズの上に当たるようになっていました。
すでにシューレースはゆるゆるにした後だったので、思い切ってシューレースを全部外してみたら少し楽になったものの、まだ両小指が痛い。仕方なく思い切ってインソールを両足共に外してみたら、なんとかシューズが足に収まるようになりました。
ほとんど歩いているし、インソールがなくてもクッション性はしっかりあって無問題。走ってみても問題なさそうなのでこれで先に進むことにしました。
(シューレースもインソールも取っ払ったHoka OneOne Clifton Edge。これでもう足も痛くない^^)
そんなこんなで、善光寺に到着! ここは前回の大会で途中リタイアした場所。ここに足を残した状態で来れたのがうれしかった! できればレースの距離、503㎞に合わせて503円のお賽銭と思ったのですが、細かいのがなく人生初のなんと1000円のお賽銭を奮発して完走を祈願しました。
善光寺は色々なソフトクリームの食べ歩きがおいしいらしいですが、少し雨が降っていたのもあっておやきを買って、食べながら善光寺を後にしました。
(連休中ということもあって善光寺はにぎわっていました)
(買い食いしたかぼちゃのおやき。あまくて温かくておいしかった!)
この後は飯山までできるだけ時間を稼いで、飯山で時間を使って体制を整えてから三箇小学校までの長い道を踏破する予定でした。
つづく