家に大量にあるインソールを有効利用してワラーチを作る第2段です。材料費はソール(3㎜厚):700円とパラコード(4㎜9芯):998円。パラコードは30mあるので、今後も利用できそうです。
手順は;
(1)インソールを足型に合わせて先端部分をカット
(2)ソールを足型に合わせてカット
(3)インソールとソールを接着し圧着
(4)紐通しの穴をあけてひもを通す
以上これだけで単純明快です。
(1)インソールを足型に合わせて先端部分をカット
インソールに足を乗せて、足指からはみ出る部分をカットするだけ。私の足のサイズは左24.5㎝、右24.0㎝でシューズは26㎝のものを履いていますが、インソールが足よりも3㎝以上長いのにはびっくりしました。
(2)ソールを足型に合わせてカット
購入した靴底補修用シートが17㎝ x 22㎝しかなくて、足型に合わせてカットすると2足分取れないことが判明。急遽、足の前半分とかかとの部分のみにソールをつける形式に変更しました。土踏まず部分はほとんど使わないから走るには十分ですが、ソールのないところに小石が当たったら柔らかいインソールを突き抜けそう。このワラーチは舗装路専用ですね。
ソールの厚みが3㎜しかないので、カットはらくちんでした^^
(3)インソールとソールを接着し圧着
ゴム系接着剤(家にあったScotchスーパー多用途2)をソールにまんべんなく塗って、インソールにつけて2時間ほど圧着しました。圧着に使ったのはズボンプレッサー(笑) しっかり圧力がかかってバッチグーに接着できました。
(4)紐通しの穴をあけてひもを通す
こちらのサイトを参考にさせていただきました。私の今回の記事は基本こちらのサイトをインソールに応用しただけです。ワラーチの作り方記事は分かりやすく、また初心者でも履きやすいワラーチができると思います。必読です!
今回のワラーチ自作の目的はワラーチの左右ブレを抑えることなので、MANSANDALSのように足指からの紐が1本のものは却下。このサイトで紹介されている親指付け根から左右にひもを出して固定できるこの形式がベストと考えました。
穴あけ位置も上述のリンクの通り。私はポンチではなく家にあるボール盤で5㎜の穴を開けました。このあたりはポンチを買っても良し、家にあるドリルを利用するも良しだと思います。あと念のため、鼻緒部分はソールにひもが通るので、この部分はカッターで2㎜ほど削り、ひもが路面と擦れにくいようにしておきました。
最後にやはり参考サイトの通りにパラコードを通すだけ。パラコードは片足1.8mほどで切って使用、最後に余分な部分をカットして調整しました。
ワラーチ自作にかかった時間は圧着の待ち時間を除くと1時間程度、すごく簡単でした。
完成したワラーチで試走
完成したのは夜10時過ぎていましたが、試してみたくなって5㎞ほど走ってみました。感触はすばらしい! 購入した初ワラーチのRUNSUNワラーチでは内側に足がずれていくのが悩みでしたが、全くずれず、しっかり足についてくれている感じです。最初のワラーチでのお試しラン1週間で両足マメだらけなんですが、マメもひどくならず痛まずで走れました。厚みが薄い分、より地面の感触がダイレクトに足に響く感じで、かかと着地では絶対に走れなさそう。あと薄いので足への負担は大きそうに感じました。
まだワラーチ初心者なので、ふくらはぎの張りが出ていて長い距離は走れませんがしばらくこの自作インソールワラーチ=ホカーチで走って走り方を改善していきたいと思います。これで慣れたら横ずれに悩まされているRUNSUNワラーチも履きこなせそうな気がします。