ウルトラマラソン始めました

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ウルトラマラソン始めました

第12回小江戸大江戸200k ー川越街道:成願寺エイド手前で大復活!ー

土曜日はレース後久しぶりに少しだけ走ってみました。右足首の腫れもすっかり収まったので5㎞だけ。痛みも出ず問題なく走れましたが、足首にまだ違和感が残っているのでしばらくはリハビリジョグで距離と間隔をセーブして徐々に復活したいと思います。

 

さて、川越に戻ってきたのが午後9時過ぎ。ペース自体は完走できるペースだけれど、思った以上に体の疲れが激しい。理想を言えば大江戸小江戸200㎞の小江戸コースは単なるウォーミングアップ、川越に帰ってきた時点では軽々した体と足で笑顔で再出発したいところ。しかし今回は(というか毎回ですが)、もうこれ以上走りたくないというか走れないくらいボロボロ。ただ体のどこも痛いところはないし後半での復活を信じて再出発するしかない!
予め用意していた補給食(バームクーヘン)を食べて、エイドのバナナを2本いただいて、知り合いで大江戸コースに出発する数名とご挨拶をして、川越では20分ほどの休憩で悪名高い川越街道に向けて再スタートしました。

 

小江戸大江戸コースで苦手なところが3か所あります。多分このレースに参加した皆さんに賛同いただけると思いますが、嫌なコースの上位3つが以下の通り
1) 大江戸コース最初の川越ー成願寺間の川越街道:37㎞
2) 小江戸コース、常恩寺ー唐子間のダラダラ続く単調な上り下りのなにもない田舎の幹線道
3) 大江戸コース後半の荒川河川敷(特に逆風の時)
この一番嫌いな川越ー成願寺の川越街道は、途中何か所か毎年恒例で出店いただいている私設エイド以外は深夜の一本道。疲れていて更に道が暗くてでこぼこしていて、なんというか心が蝕まれていく感じになります。唯一の慰めは近くを走る小江戸大江戸ランナーと、抜かしていく大江戸ランナー。今年は95㎞過ぎから大江戸ランナーに抜かされ始めました、毎回抜かされ始めが早くなっていくのは自分が速なっているからでしょうか・・・。今年は本当にしんどくて抜かしていく知り合いのランナーにも「もうダメ・・・」と弱音を吐きながら歩みを進めていました。

 

いつものように歩いたり歩いたり、下り坂だけは走ったりしながら川越街道を南下していきましたが、過去3回に比べてもとにかく辛いし眠い! やはり初日の暑さで体が相当へばっているようで、いつも以上にノロノロになるのが早く。日付が変わる前には眠くなってきました。どんどん眠気が増して午前2時、成増を越したあたりでは足並みがフラフラになるくらい眠気が強くなってきました。前日も含めてよく寝ているので、体の疲れによる症状だと思います。完全に走れなくてフラフラと歩くだけになった時点で、これは「復活の呪文」を唱えるしかないと決意! 例年なら復活の呪文は午前4時半くらいまで引き延ばすのですが、今年は午前3時といつもより早めの「復活の呪文」となりました。

 

私の「復活の呪文」はカフェインの摂取。今回はコンビニでモンスターエナジ―を買って一気飲み! 小江戸大江戸に参加する場合は毎回、レース前10日間程度はカフェイン断ちをして備えています。カフェイン断ちの直後は離脱症状の頭痛に苦しめられますが、その分レース時のカフェイン接種はテキメンに効きます! 飲んだとたんに「シャキーン!」っていう効果音が頭の中に鳴り響いた感じで再び走り始めました。
走り始めたら、もう成願寺まではあっという間に感じられました。

下はStravaで表示した小江戸大江戸のペースですが、一目瞭然! 午後3時にモンスターエナジーを飲む前はトボトボ歩いていたのが、大復活キロ7分台ですがそれでもしっかり走っています。120㎞を超えてキロ7分台って自分のような遅いランナーにとっては素晴らしいタイム、本当に生き返った気分で上り坂も含めて楽々と成願寺までたどり着きました。

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大復活したペース

つづく