中二日空けて水曜の夕方に30分ジョグ、キロ7分半ですが痛いところもなく走れたので一安心です。今はウルトラ後のいつでも腹減り状態が一番辛いです^^;
約125㎞地点の御殿場のコンビニで朝ごはん休憩し、サンドイッチとヨーグルトで朝食、ついでに2回目のカフェインとしてレッドブルを投入しました。2週間のカフェイン断ちの後だとまだまだカフェインの効果は絶大、ご飯も食べてだいぶ元気になって走れるようになりました。
しばらく行くと129㎞地点の最終エイド、富士が丘公園に到着。この辺りからお日様がサンサンと降り注いで暑くなってきました。この公園、名前の通りで富士山が一望できるはずなのですが、なぜか富士山の周りだけ雲がかかっていて富士山が見えなかったのが非常に残念でした。結局試走も含めてこのレースでは一度も富士山の顔を拝むことができませんでした。晴れて暑いならせめて富士山ぐらい見たかったな。
富士が丘公園で気になったのがラン仲間2人の状況。一人は25時間ちょっとですでにゴール済み。もう一人は富士が丘公園エイドに私の8分前に到着したようでした。第2エイド60㎞地点では1時間近く差を付けられていましたが、少しづつ追いついてきたようです。今までも彼女と何度もウルトラや超ウルトラでご一緒して、100㎞までは勝ったことがないけれど100㎞以上では私の方がタイムは早め。今回も少し頑張れば10㎞くらいで追いつけそうな気がしてきました。
幸いにしてカフェイン効果もあり私は走れる状態、更に最終エイド以後は下り基調でほぼ一本道。キロ7分半とかキロ8分で走っているとなんと1㎞ほどでラン仲間に追いついてしまいました。
残りは約20㎞、もう完走は確信しているし急ぐ必要もないので、歩いているラン仲間を励ましてここからは走ったり歩いたり。暑くなってきたので歩く時間は増えましたが、それでも仲間と一緒というのは良いもので順調にゴールまでの距離を縮めていきました。これで29時間以内でゴールかなと皮算用を始めていたんですが、残り8㎞になって急にラン仲間の様子がおかしい。ほとんど走れなくなったというより歩くスピードも目に見えて落ちて行きました。最初はキロ12分で歩けていたのが、キロ13分、14分と落ちていき、ゴール手前3㎞あたりではキロ15分以上かかる状況。ちょっと無理させすぎたかなと反省しつつも、私は優しい性格ではないので淡々と前に進ませてようやく見えてきたのがゴールの千本浜公園。ちょうどお祭りも行われていて太鼓が打ち鳴らされている中、海岸線でトレニックワールドの方々が手を振ってくれているのが見えました。そこまでゆっくり歩いてゴール! なんとか150㎞の旅を終えることができました。
ゴール後はトレニックワールドの方がスーパー銭湯の「ざぶーん」まで無料で送ってくださり、ゆっくりお風呂。その後そこで4時間以上も待っていてくれたもう一人のラン仲間とも合流して沼津駅前に移動して祝勝会。3人で参加して全員無事ゴールできるとやはり嬉しい! ラン仲間2人は沼津で後泊とのことでしたが、私はその後三島から新幹線で帰路につきました。0泊2日150㎞の旅、堪能しました。
次回、このレースの装備や完走へのヒントなどまとめたいと思います。