ウルトラマラソン始めました

ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを走ります

ウルトラマラソン始めました

本州縦断フットレース R7ステージ その5

ガードレールと崖にはさまれた殺風景な道をひたすら進みます。

ルートインでリラックスして、快晴の元朝5時半にスタート。前日から痛み出した左足首ですが、30分の冷水アイシングと一晩の睡眠が効いたのか、朝にはだいぶましな状態に。そうはいっても鈍痛があり、少しびっこをひく感じでした。スピードも上がらず、普段の歩行スピードはキロ10分半~11分なのに、キロ12分前後になっていました。まあ、この日も60㎞足らずの予定で、走行時間12時間+休憩や食事で1時間半、計13時間半でゴールできれば良いと思いゆっくり進み続けました。あらかじめ宿を予約してあるし、素泊まりなので、とにかく次の宿までたどり着けばその日は合格です。

この日も写真がほとんどありません、それはコースが面白くないから。ずーっと基本的に国道7号線沿いです。田舎の幹線道路で両側共にガードレールや崖で視界がふさがれ、見えるのは歩道や縁石と大量に走る車だけ。とにかく歩き続けるという修行が続きます。やはり左足首はどんどん痛みが増してくるし、行程は面白くないし。途中に妻に電話をかけた時によほど泣き言を言っていたようで、妻からこの時はいつリタイアして帰ってくるのかと思っていたと言われました。

ようやくたどり着いたCPも単なる交差点^^;

なんとか秋田市内に入り、チェックポイント5の山王十字路近くのはなまるうどんカレーうどんの大盛りを食べて満足^^。このレースでは市街を通る機会は多くないので、はなまるやすき屋などのファストフードの店に出会える機会も数少ない。久しぶりに食べたいものをお昼ご飯に食べて少し元気が出ました。

食べたいものが食べられる市街地は貴重! はなまるで食べたカレーうどんがうまかった!

その後も左足首の痛みはどんどん増してきて、キロ12分でも歩けなくなりましたが、なんとかこの日のゴール、JR大久保駅近くの小野旅館に到着。こちらは昔ながらのビジネス旅館という感じで、お年を召したおばあちゃんが一人で切り盛りされていました。少し心配していましたが、居心地よくて快適に一晩を過ごしました。

ただ左足首は明らかに腫れ始めていて、残り3日で更に悪化するようならゴールまで行きつけないのではと足首が非常に気がかりになってきていました。

つづく

この日の宿のJR大久保駅近くの小野旅館。居心地よかった。

小野旅館の室内。清潔で、なんかおばあちゃんちで寝たみたい。

移動区間:  由利本荘 ー JR大久保駅前 

宿泊した宿:小野旅館

移動予定距離:58.4㎞、 実際のGPS:62.12㎞

獲得標高差:341m