能登の国ジャーニーランを完踏して4日目、実は少し風邪気味です。2日目は30℃を超えていたのに翌日以後最高気温が急に下がって、体力なくなった体がついていっていないみたい。
さて、なんとかギリギリタイムながら完踏したこのレースですが、当初は最初の50㎞はキロ9分で、次の50㎞はキロ10分で最後の50㎞はキロ11分で行こうと考えていました。
実際には51.6㎞:CP3ナツメッコ展望所までがキロ8分43秒、110.7㎞:CP6和倉温泉までがキロ10分36秒、そこからゴールまでがキロ11分22秒とほぼ目標通り。異常に暑かった夏場でロングの練習もままならなかった自分にとっては満足のいく結果でした。最初から完踏目的で高い目標を掲げていなかったのもよかったかな。
このレース、土曜の13時スタート、日曜の15時がゴール締め切りで日中、夜間、日中と一晩を越して走ることになります。初日の日が暮れるまでの約40㎞はほぼ平坦で海岸線を走り、巌門など美しい景色を堪能できるコース、ここからCP6和倉温泉110㎞まではほぼ夜間走。能登半島を西側から東側にわたる基本ダラダラ登って、その後だらだら下るコース。この区間は夜の上に店もなく、地震の影響が大きい地域で、能登の震災を肌身に感じる区間。能登島大橋以後は基本国道沿いの風景の変わらない一本道。あまり上り下りがないとはいえ単調で、ひたすら我慢のコースです。特に50㎞以後、和倉温泉まで食料の補給がエイド以外では難しいので、多めの食料を持って走ることをお勧めします。なお自販機は10㎞に1か所程度は散在していました。
さて、ゴール後近くへの温泉施設で生き返った後は本日の宿、金沢市街の「アパホテル金沢中央」にチェックイン。ここは今年の本州縦断R8コースで泊まって露天風呂付天然温泉の大浴場に満足したところです。その後近江市場の居酒屋で石川県の魚を満喫しながら仲間3人と打ち上げ。この時飲んだビールはうまかった!
翌日は少し足を伸ばして福井まで。前から行きたかった福井県立恐竜博物館を一日堪能しました。世界有数の恐竜博物館というだけあって、5時間以上かけても時間が足りないくらいの圧巻の展示、すばらしかった!
というわけで、前泊、後泊も含めて2泊4日の能登の国ジャーニーラン、堪能しました。能登地震の被害の実際の一端を体感することもできたので、なんらかの形で復興に貢献できればと思います。
最後になりますが、本レースの開催に尽力いただいたスポーツエイド・ジャパン、すずウルトラマラソンの皆様、能登の関係者皆様、エイドで長時間サービスいただいた皆様ありがとうございました。また地震や水害で被害を受けた皆様の一日でも早い復興を願います。