ラン仲間でやはり今年になって野鳥を撮り始めた野鳥撮影初心者3人連れで八王子城跡に行ってきました。目標はサンコウチョウという鳥。今年も夏鳥として八王子城跡で巣作りしているとのことで、多くのバードウォッチャーでにぎわっているらしい。
でも、サンコウチョウの声と姿かたちは見ることができましたが撮影には至らず、ほぼ八王子城跡近辺の山歩きになってしまいました。
正確にどのあたりにサンコウチョウがいるかもわからず、高尾駅からバスに乗って八王子城跡へ。でも着いたらすぐわかりました。城跡茶屋近くにでかいカメラを抱えて無言で佇む多くの人の群れが。そこでしばらく待っていると特徴的な「・・・ホイホイホイ」というサンコウチョウの鳴き声が聞こえ、その声と共にカメラを持った人たちがどどどっと移動してカメラを向けるという感じ。我々3人もこの流れに乗ってしばらく挑戦してみましたが、鳴き声も聞こえるし、時々特徴的な長い尾羽を含めた姿を垣間見ることはできましたが撮影には至らず。しっかり撮影するには椅子など持参してこの場所に腰を据えてひたすら撮影チャンスを待つしかなさそうです。
我々3人は、ランナーだからなのか単なる性格か、とにかく「待つ」という行為ができなくてこの「ホイホイ広場」（サンコウチョウ待ちの広場なので、勝手に命名）を離れて、野鳥を求めて散策へ。サンコウチョウ以外でも、この時期にこのあたりでキビタキ、オオルリも見られるということで歩き回り、結局八王子城跡のほぼ山頂にあたる本丸跡も含めこの城跡はほぼ完歩。この時点でお目当ての野鳥は撮れていないと思っていたので（掲載したキビタキは後で撮った写真の露出を目いっぱい上げてキビタキが撮れていたのを確認）、更に近くの「多摩森林科学園」へ。こちらは入場料200円ですが、高尾駅から近く、広大な樹林地をゆっくり散策できる気持ちの良いスペース。やはり目一杯歩き回りましたが、収穫なし。
同行いただいた2人はUTMF完走経験もありとにかく歩く。結局「八王子城跡」と「多摩森林科学園」を含めて、朝の9時から晩5時までずーっと山道を歩き回り、スマホでの歩数も2万6千歩を超えていました。最後に高尾駅前のホルモン屋で打ち上げをして解散。疲れ果てた私は家に帰り次第爆睡でした。
