最近野鳥撮影の話ばかりですが、まあ仕方がない。あまり走っていません。4月~6月初旬までレースも含めて体を酷使したので、6-9月はのんびりとやりたいことをして過ごそうと思っています。ということで、梅雨の晴れ間の平日に野鳥ファンの間では「野鳥の楽園」とか「関東で一番のバードバス」と言われている権現山のバードサンクチュアリに行ってきました。
このサンクチュアリ、バードバスと言われているように鳥の水浴び用の水盤が設置されています。水盤から3mほど離れた場所に観察窓が開いた板壁があり、野鳥の観察や撮影をこの窓からできるようになっています。
権現山は眺望もよく、秦野駅スタートで弘法山から吾妻山を通るハイキングコースにもなっていて、私もこのコースで歩いて最後は久しぶりの「鶴巻温泉 弘法の湯」でゴール。野鳥撮影と7.4㎞と短いですが楽しいハイキングを兼ねた一日になりました。
バードサンクチュアリに到着したのは水曜の11時頃、幸いに観察窓が1つ空いていたので、そこで1時間ほど野鳥の観察と撮影をしました。野鳥の水浴びをすぐ近くで見られるのは楽しかった!
まずやってきたのはメジロ君たち。目の白地が可愛くて大好きな鳥です。観察中メジロはひっきりなしに何羽もやってきて水浴びをしていました。
次は大人気のキビタキ! この美しい黄色が大人気で私だけでなく観察窓についている人たちが一斉にシャッターを切っていました。
この2種以外でも色々な野鳥が交代で水浴びに来てくれました。
ヤマガラは所見でしたが、1時間の間に2回水浴びに来てくれました。
ヒヨドリが来ると図体がでかいからか態度もでかいからか(他の野鳥が近付いてくると脅して追い払ったりしていました)、他の野鳥が近付いてきません。ゆうゆうと時間をかけて水浴びをしていました。
エナガ君たちはやはり群れで行動しているのでしょう。一時に集中して何羽もやってくるイメージでした。
シジュウカラもちょくちょく水浴びにやってきていました。首筋のネクタイも含めて可愛い野鳥です。
権現山のバードサンクチュアリ、本当に良いところでした。こんなにゆっくりと野鳥を観察できる環境はめったにないと思います。私はミニチュアの椅子持参でそれを使いましたが、観察窓近くに丸太を用意してくれているので、丸太に座ってゆっくり観察・撮影することもできます。またトイレもすぐ近くにあり、またジュースの自販機もハイキングコース上にありました。
ただ今回はたまたま観察窓が一つ空いていましたが、土日や祭日ともなると人気スポットだけに混みそうです。朝8時過ぎには既に混んでいるという話もあるので、空いているウィークデーを中心に行くしかないかな。また季節を変えて再訪したい場所です。