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激安GPSウォッチを買っちゃった! Redmi Watch 2 Lite レビュー

Redmi Watch 2 Lite 盤面は100種類以上から選べる


必要ないはずなのになぜか3個目のGPS付きの時計を買ってしまいました。簡単に言うと単なる衝動買い、といっても激安の6280円! GPSがついた時計がたったの6千円台ですよ、奥様!

以前からGarminなどの大手ではなく中華製、特にXiaomiの製品を愛用している私。何故って安くて必要十分な機能を持っているから。5年ほど前にAmazfit PaceというGPSウォッチを購入、その後購入したGPS時計は全てXiaomiの製品です。

左からAmazfit Straros, Amazfit Bip, Redmi Watch Lite 2、全て中華のXiaomi製品

Amazfit Paceの後継機であるAmazfit Stratosに買い替えて2年半、いまだにこのAmazfit Stratosが私のメインのGPS時計です。2年以上使用してもGPSは30時間程度は持続するので、1日1回の充電でジャーニーランや超ウルトラマラソンで愛用しています。

更にもう一つ、このAmazfitの廉価版である Amazfit Bipも持っています。こちらも2年半前に購入、当時7千円台で購入したGPSがついた最安の時計でした。こちらの魅力はバッテリーの持続時間。GPSを使わなければ1ヵ月程度はバッテリーが持つので、出張や旅行時に重宝しています。

akinoponn.hatenablog.com

さて今回購入したのはRedmi Watch 2 Lite、Amazfit Pace, Amazfit Stratos, Amazfit Bipと同じXiaomiの製品ですが、AmazfitがHuamiというXiaomiのサブブランドの製品であるのに対し、こちらはRedmiというXiaomiのリーズナブルなスマートウォッチ向けのサブブランドからの製品になります。

主な機能・仕様

  • 重さ36g
  • バッテリー持ち:10日間
  • 5気圧防水
  • 運動の記録(GSP持続14時間、スポーツモード100種類以上)
  • 血中酸素レベル測定
  • 睡眠モニタリング
  • 24時間心拍数トラッキング
  • 生理管理
  • 音楽再生
  • アラーム
  • 各種通知 (Line、メール等)

ネットを探すと色々とレビューが出てきますので、スマートウォッチとしてのレビューはそちらを読んでください。簡単に言ってスマートウォッチとしてしたいことは大体できるけれど、Apple Watchほどの高機能ではないって感じです。ここは一応はランニング系のブログ?ですので、ランニングウォッチとして使用した時の使用感について主にコメントします。

ランニング用GPS付き時計として良かった点

  • GPSの補足は最近のGPSウォッチらしく全くストレスなし。初めての使用でも5秒以内でランをスタートできました。
  • 公称でのGPS持続時間は連続使用で14時間。実際に使ってみてだいたいそんな感じでした。2時間強のジョグでバッテリーは78%から63%に15%減少していました。
  • GPSの精度も問題なし、いつものコースをいつもの距離でしっかり表示しており、ルートの結果もブレなどなく問題ありませんでした。

ランニング用GPS付き時計としてちょっとどうかと思った点

  • ランニング中の画面表示がカスタマイズできません。走行距離、経過時間、心拍数の3項目の表示で固定されています。Lap Paceとか現在のペースを見たくても見方が不明というか、多分見れません。1㎞毎のオートラップ時に㎞表示とLapタイムが表示されるので、これを確認するしかありません。ただし、ラン後にアプリである「Mi Fitness」では色々な詳細を見ることができます。
  • GPSを手動で一時停止はできますが、オートポーズの項目がありません。
  • ディスプレーは常時点灯ではなく、手首を回したとき、またはボタンを押したときだけ点灯です。手首を動かして点灯するのに1秒程度かかり、ラン中は結構ストレスです。
  • Vo2Maxだったり、疲労からの回復時間やバーチャルトレーナーなどのラン特有の機能、またルートの表示機能などのトレイルに必要な機能はありません。GPSで距離とルートとラップなどが記録できる、ただそれだけです。
  • スマホのアプリではランニング時に走ったコースの高低図を見ることができません。累積標高や高低図を見たい場合はStravaと連携し、Stravaで見る必要があります。
  • この時計だけでなく大手のGPSウォッチ以外全てに言えることですが、オンラインマラソンなどにはほとんど使えません。Xiaomi製品は大手のスポーツ系サイトではStravaとしか連携できません。オンラインマラソンに参加したい人は素直にGarminを使いましょう。

ランニング中の表示はこの3項目で固定

スマホのアプリで見られる情報―1(概要とLap)

スマホのアプリで見られる情報ー2(ケイデンスと心拍)、他にルート地図を見ることができる

個人的な結論

あくまでこの時計は、スマートウォッチにGPSが付いたものです。ランニング用のGPS時計を期待すると裏切られます。普段からスマートウォッチを使いたい、ついでにちょっと走る時にも使えるといいなってものです。それでもGPSがついたスマートウォッチが6千円台というのは驚異的な価格、なお海外サイトでは5千円台で購入可能ですが、通知の日本語表示ができてもメニュー画面は英語表示になってしまうかもです。私はJoshinの箱汚れ品の購入です(Joshinは何故かきれいなままの各種「箱汚れ品」を時々セールするので有名です。

この時計をおすすめする人

  • ランニング、ジョギングに真剣さを求めない人。ゆるゆるでも走っていたらペースなんて体感でいいやって感じの人
  • Apple Watchなどのブランドものではなく、中華製のチープ感のある外観の時計が似合う人
  • スーパーで値引きシールを発見すると目を輝かせるタイプの人
  • 人と会った時「その時計Apple Watch・・・・、違うよね・・・」とちょっと見ではApple Watchに見えるけど違うとわかって相手にバツの悪い思いをさせるのが好きな人

この時計をおすすめできない人

  • 真剣に走っている人、Vo2Maxやラップペースなどを日頃から心がけてしっかり練習している人
  • Apple Watchが似合うオサレな人
  • 「安物買いの銭失い」ということわざが好きな人

そう、要するに私にはぴったりの時計でした! こういうものをいじくりたおして使うのが楽しいんですよね^^

購入時の外箱、Joshinの「箱汚れ品」って箱きれいなんですよね

中には本体、専用充電ケーブル、簡単な取説と必要最低限