ウルトラマラソン始めました

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ヘンタイさん御用達?第1回矢倉沢往還を走ってきました -その1-

ラン仲間のなるさんとスタート前に。彼は私より4時間も早く完走!

「第1回矢倉沢往還」を走ってきました、というかほぼ歩いてきました。このレース、主催のトレニックワールドさんによると「赤坂御門を起点とする矢倉沢往還。江戸時代には大山街道として栄えた道を辿り、足柄峠を越えて沼津までの150kmの旅です。」とのこと。実際には150㎞の旅に加えて、大山の阿夫利神社下社までの往復と足柄峠を古道を使って踏破するという2つのトレイルの山登りまであるというタフというか狂っているというコース。実際に完走してよくわかりました、これ完全にヘンタイさん向けです。

ということでボチボチとレース完走記を書いていきます。あまりにしんどくて写真少なめなのはご容赦を。

スタートは四ツ谷駅近くの外堀公園横。このレース土曜8時スタート、日曜午後4時までにゴールというスケジュールなので、関東圏の人なら0泊2日で参加できるのは嬉しい。私も家を6時過ぎに出て会場へ。会場では案の定いわゆるヘンタイさんたちが群れていました。TJARのTシャツを着た人とか、萩往還のバッチを付けていたり、川の道の常連さんも数多く。ヘンタイなレースにはヘンタイな人が集まるというのが良くわかりました。
このレース、私のラン仲間も2人出場していたので2人とご挨拶して記念写真など取っているとなんの緊張感もなくスタート。参加総数は114名、実際に走ったのは102名だそうです。
しばらくはランナーが見えている状態なのでコースアウトの心配もなく皆さんについていきます。自分が遅いのはわきまえているので後ろ2割くらいの位置でしょうか。
三軒茶屋を過ぎると1つ目の写真撮影ポイントの代官屋敷。このレース、ショートカットを防ぐため6個所での写真撮影が義務づけられています。この代官屋敷前でラン仲間が私設エイドをしてくれており、エールをもらっておいしいオレンジジュースももらって元気を充電しました。

途中、応援に来てくれたラン仲間2人と。100人強のレースなのに私設エイドも含め多くの方に応援いただきました。

午前11時を過ぎるとお日様がサンサンと照り付ける好天のため、あまりに暑くて走っていられなくなってきました。他のランナーも走るのを止めて歩きに切り替えている感じ。お手洗いでも黄色ではなくどどめ色の尿が出る感じで、更に頭痛がひどくなってきて完全に熱射病の初期症状の感じ。とにかく歩いて、アクエリアスなどで水分補給をしながらゆっくり先に進みました。

コース上、石碑だったり宿場跡の地名だったり建物だったり旧街道だったことを思わせるものが色々ありました

2か所目の写真撮影ポイント、溝の口の「大山小径」を過ぎたあたりから細かい上り下りが多くなり、また曲がり角もすごく多くて、体力を削られて更にコースロストの危険性が高まります。幸いまだ前後にランナーがいたので道迷いをほとんどせずに済んだのは幸いでした。
コースは旧大山街道ということで、基本的には国道246号線に近いのですが、国道のような楽な道はほとんど走らせてくれません。時々国道246号線を横切るだけであっちに上って、こっちに下っての繰り返し。この時点ですでにヘンタイさん用コースです。
3か所目、4か所目の写真撮影ポイントを過ぎて、39㎞地点の鶴間で初めてのエイド。トレニックワールドさんのエイドは常に充実していて親切で本当にすばらしい! この地点では頭痛が本当にひどくて途中棄権も考えましたが、エイドで少し休んで先に進むことにしました。

エイドの様子。疲れてくる第3、第4エイドとどんどんエイド内容がグレードアップして本当に嬉しかった^^

 

5個所目の厚木の渡し碑を過ぎてもまだまだ暑い! コンビニでチョコモナカジャンボを買って少し休憩したりしながら先へ。
2か所目のエイド、59㎞の丸山城址公園に着く前あたりから暗くなり始めたのでヘッデンを装着。夕暮れで少し涼しくなってきて熱射病っぽい最悪さからようやく抜け出た感じでした。私が丸山城址公園に着いたのが17時48分、102名中80位。後で知りましたが、このエイドでの関門が18時10分ってことで結構ギリギリだったようです。
エイドを出て、既に真っ暗になった道を伊勢原まで行くといよいよ1つ目の難関、大山の上りです。

つづく