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Coros Pace 3 レビュー 設定編

内容物は本体、充電ケーブル、取説とシンプル

AmazonからCoros Pace3が届いたので、まずは設定です。

ちなみに私は黒のシリコンバンドタイプを購入しました。ナイロンバンド(30g)とシリコンバンド(39g)の2種類がありますが、汗抜けの良いシリコンが私には必須です。特にCoros Pace3に付属のシリコンバンドは穴の部分が多くて汗抜けがよく、また腕への収まりも良くて違和感なく装着できました。まあベルトは簡単に脱着できるので、気に入らなかったらAliExpressなどで好きなものをポチるだけですが。

さて、Coros Pace 3のパッケージに入っているのは以下3つ。(1) COROS PACE 3本体、(2)専用充電ケーブル、(3)ユーザーガイド。ユーザーガイドは簡単なので必要に応じてWebマニュアルを参照しましょう。
まずは時計に充電ケーブルを刺して充電です。充電は磁石でくっつくタイプではなく、上から押しこむ方式。しっかりはまるので接続不良の不安はありませんが、時計をはめたまま充電はできません。また専用ケーブルも短いので腕からはずして充電する必要があります。なお、Coros Pce3はアクティビティー中に充電してもアクティビティーが中断することはありません。38時間以上のレースの場合、GPS計測中に腕から外して充電しながら使い続けることが可能です。(他のレビューではこんなこと絶対書いていないので念のため太字にしました)

充電ケーブルは縦に突っ込む形で、しっかり固定される感じ。

スマホにCorosアプリをダウンロードし、使用する言語を選択し、右手左手どちらの手につけるか選択したら(日本語もありましたが、私は英語を選択)時計に表示されるQRコードをアプリで読み取るとペアリング完了です。

まずはスマホアプリ側で設定開始です。「メニュー管理」→「アクティビティーメニュー」で自分に関係するアクティビティーだけが時計に表示されるようにします。同様に「デイリーデータ」と「ツールバッグ」も設定。

自分に必要なスポーツの種類だけが表示されるよう設定

次にウォッチフェイスで好きなウォッチフェイスを選択。たくさんあるので選び放題です。その次は「アクティビティー管理」から個別のアクティビティーに表示する項目を設定します。このあたりUIがわかりやすくて直感的に設定できるのは嬉しい!

ウォッチフェースはたくさんあって選び放題

私は走っているときに多くの項目を見ることは少なくて2画面でそれぞれ4項目ずつ設定しています。なお画面は6画面まで、それぞれの画面毎に2項目表示から8項目表示まで選択でき、それぞれに好きなものを表示設定できます。

アクティビティー中に表示できるのは最大6画面まで。運動中に各画面はトグルタッチパネルや上ボタンをぐるぐるして切り替える。私はランでは2画面だけ利用。

各画面に表示する項目を選ぶ画面。上段で何分割にするか決めて、下段からそれぞれに表示したいものを選ぶだけ。

サードパーティのアプリとの連携も済ませておきましょう。私はStravaと連携させました。「プロフィール」 →「設定」 → 「サードパーティアプリ」で連携できます。なおRunnetなど日本独自のアプリとの連携はありません。大昔に書いたことがありますが、「Tapiriik」や「SyncMyTracks」を利用してStrava経由でのデータ連携をさせましょう。

akinoponn.hatenablog.com

さて、今度は時計側での設定。下側のボタンを長押し(もしくは上ボタンからの一覧からも選択可能)して、「System」を選択し、「More Setting」→「Satellite Systems」を選択します。ここで私は「Standard GPS Only」を選択しました。これは最近はやりのGPSの2周波モードを使うかどうかを設定するところ。Corosのサイトによればそれぞれの違いは下記の通り。

・標準GPSモード(38時間のバッテリー寿命)

・マルチコンステレーションモード(25時間)

・デュアル周波数モード(15時間)

デフォルトでは2番目のマルチコンステレーションモードに設定されています。私はとにかくGPS持続が一番大切なので、ここでこれを38時間モードに変更したわけです。
ちなみに、GPSウォッチのレビューで世界的に有名なDC Rainmakerも言っていますが、通常使用での標準と2周波モードでのGPSの誤差は微々たるもの。よっぽどの高層ビル群でもない限り標準で十分なはずです。
なおこのGPSモードですが、ここでの設定は時計のデフォルト設定を変更するためのもので、各アクティビティー内の「Setting」でGPSモードの変更が可能です。

最後に忘れてならないのが、単位表示の変更。DefaultではMile/Poundなどのアメリカ表記になっています。これはアプリ側と時計側の両方で設定が必要です。私は時計側を忘れて1回目のランはマイル表示になってしまいました(泣)
●  ウォッチ:「設定」 → 「システム」 → 「単位」
●  アプリ: 「プロフィール」 → 「設定」 → 「単位」

これで準備ができました。次回使用編に続きます。