さて、ASG-R01を使用していて、いくつか使い勝手が悪い点をリストアップしました。
- 走行ログを管理するATALASTOUR Plusというソフトの機能がシンプルで、1km毎のペースを確認することができない
ー 高層ビルなどGPS電波を受信しにくい場所で特に大幅に走行距離が長く計測される
これら2点は、今回紹介するitmtogpx.exeというASG-R01で記録出来るITM形式のファイルを一般的なGPSログ記録形式であるGPX形式に変換するソフトである程度解決することができそうです。
http://code.google.com/p/itmtogpx/downloads/list
このソフトを使用することにより、ASG-R01で記録したデータをGPX形式に変換するとGarminなどで使い慣れたSpoert Tracksというソフトが使用できるようになります。Sport Tracksにデータを取り込みさえすれば、各種の分析は思いのままですので、私はこのコンバーターを発見以来ASG-R01のデータもSport Tracksに取り込んで管理するようになりました。
もう一点大きなメリットがあります。Sport Tracks側の機能なのか変換ソフトの機能なのかわかりませんが、あまりにふらついたデータはカットして表示されるようです。地図の左側がATLASTOUR Plusで表示した帰宅ランの軌跡、右側がGPX形式に変換してSport Tracksで表示した軌跡ですが、千鳥足の軌跡が読み飛ばされて、ある程度リーズナブルな軌跡になっています。
実際にソフトで表示される走行距離も、今までのGarminによる計測(私はほぼ正しいと信じている)が27.0kmに対して、ATLASTOUR Plusでは33.5km、SPORT Tracksでは29.45kmと実際の距離にだいぶ近づいています。
ASG-R01を使う場合には、GPXファイルに変換しSport Tracksを使うのをお勧めします。