ウルトラマラソン始めました

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第8回小江戸大江戸200k (6) ゴールまで

高島平のエイドからゴールまでは26㎞、いよいよ終盤です。

26㎞って普通に走っていると2時間半から3時間、そんなに長くないイメージですが、178㎞を踏破してきた身にとっては、やはり長い。なんせすべて歩きですから。

高島平を出ると痛みに変わっていた両足裏のマメと右足親指の爪の状態が更に悪化、一歩一歩にズキズキ痛みが出るようになりました。でも仕方ないのでとにかく歩きます。荒川河川敷に出る手前で、別のラン仲間が応援に来てくれていました。彼も昨年も応援に来て伴走してくれたんですよね。

伴走がついて元気百倍、足裏の痛みも爪の痛みも話をしながらだと紛れます^^ そう言いながら荒川河川敷をひたすら歩いて秋ヶ瀬のエイドまでご一緒してもらいました。

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秋ヶ瀬エイドは河川敷の土手を少し降りたところにあります。ここで友人と別れ、にゅうめんをいただき、さて出発!と思い土手を上る時にズリっていう感触が右足裏に。どうもマメが破れたようです。さらに痛かった右足親指の爪がお亡くなりになっただけでなく、元の位置からずれて足にひっかかる感触が^^; ここまでになると手の施しようがないので、シューズを脱いで状況確認をしたりせず、ロキソニンを1錠飲んでそのまま出発しました。

ここから先は川越街道バイパス、川越までの距離が1㎞毎に出ているので、それを励みにひたすら歩いて前に進みます。一歩一歩、爪とマメの痛みに耐えながら。

痛いので、残り10㎞を切っても、9㎞を切っても、ここでタクシーに乗っちゃえば楽だよなあという悪魔の誘いが頭によぎります。でも周囲にはまばらではあっても他のランナーもいます。私と同じように足を引きずって歩く人、疲れた体に鞭打って歩みとあまり変わらないスピードで走る人、なぜか元気いっぱいかっ飛ばしていく人、それぞれ皆さん頑張ってます。同じランナーを見ていると、自分に負けちゃダメだよなと気合が入ります。

残り7㎞(はつかり温泉)で、小江戸コース(91㎞)に出場したラン仲間が私設エイドをやって待っていてくれていました。彼女が天使に見えました^^ ここで温かいココアをいただき、気持ちをリフレッシュして残り一歩一歩足を引きずって前へ。

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川越市街についてからゴールまでが2㎞、これも長かった。ゴールについて感じたのは「もう歩かなくて済む」で、昨年同様に感動とか嬉しさとか感じる余裕全くなし。

ゴールで待っていてくれたラン仲間、5分後のゴールしてきたラン友たちとお互いの健闘を称えあった後、打ち上げをする気力もなく、すぐ湯遊ランドへ。低血糖による症状か、水風呂で足を冷やそうとすると寒くて全身に震えが出て仕方ないので、湯舟で暖まり早々に風呂を出ました。

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湯遊ランドから川越市駅までが歩けず(マメと爪が痛い!)、タクシーで川越市駅まで。さらに自宅の最寄り駅まで妻に出迎えてもらって、そこからもタクシーで帰宅。ようやく私の第8回小江戸大江戸200Kが終わりました。(つづく)