ウルトラマラソン始めました

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第11回小江戸大江戸200k その5:ゴールまで

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おしなりくん手前で。まだ元気そう?)

 

レース後5日目の金曜からジョグを再開しました。どこも故障個所がなく、疲れが残っているだけなのでほっとしています。

 

さて、おしなりくんエイドを出たころには体力的には既に限界でしたが、ここから先は根性! 秋葉原のたい焼きやさんで腹ごしらえをしたら後はがんばるのみ! 特に東大赤門前を越えたあたりから信号も少なくなり歩くと走るではタイムに大きな違いが出てきやすい区間になります。できるだけ歩かず、遅くても走ろうと頑張りました。走ってもキロ8分ですが、歩くとキロ11分になっちゃいますから。

 

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秋葉原で食べたどら焼き、うまかった^^)

 

東大を過ぎ、駒込駅の手前あたりから雨が本降りになり、持ってきた雨具(モンベル バーサライト)を着ました。暑いといえば暑かったけれどまだ3月、スピードも落ちていたので雨具を着た状態でもそんなに蒸れずラッキーでした。

駒込を過ぎるとすぐ赤羽のエイド、このころには雨も止んでいました。ここでも長居はせずおにぎりを2ついただいて、応援の人が雨雲レーダーを見ながらもう雨は降らないと言ってくれたので、雨具は腰にまきつけて早々に出発しました。

 

赤羽を出たころにはあまり走れなくなっており、30歩作戦で先に進みました。30歩走ってはしばらく歩いてまた30歩走るの繰り返し。これでキロ9分ちょっとのペースで先に進みました。周囲に4名ほどランナーがいたんですが、皆さん満身創痍なのか同じようなペース。私が先になったり、別の人が先になったり、50m前後で抜いたり抜かれたり、休んだり走ったりしながらお互いに話はしないんですが、なんとなくグループになって先に進みました。

 

荒川に出る直前のコンビニで最後の小休止。ここで改めてレッドブルを飲んでカフェイン効果で気分を上げて、ワッフルを食べて最後の難関に向かいました。ここからが辛い道のり。小江戸大江戸コースで一番嫌なのが川越から成願寺までの川越街道、2番目に嫌なのがここからの区間、荒川と川越バイパスの何もない道です。

荒川ではやはり南風、例年と違って風が背中を押してくれる大ラッキー! ここでも30歩走ってちょっと休みを繰り返しキロ9分ちょいを目安に進みました。

 

最後のエイド、秋ヶ瀬には景色の変化のない荒川土手から未舗装路に折れるんですが、ここからも長くて中々着かない。ようやくなんとか秋ヶ瀬エイドに到着すると嬉しいびっくりが2つ! なんとヘンタイ=230㎞コースに出場していたラン仲間が川越を折り返して秋ヶ瀬に到着したのと鉢合わせ。おまけにエイドのボランティアにラン仲間が!

 

秋ヶ瀬ではラン仲間と話をして元気をもらい、ニュウメンを2杯いただいて最後の14㎞、ゴールに向けて出発しました。230㎞コースに出場のラン仲間は完走を確信したのか、同じ230仲間と秋ヶ瀬でゆっくりするというので後に残して。

川越バイパスは他の人も書いているように、「川越までXX㎞」という看板が1㎞毎に出ます。これを見ながら後13㎞、後12㎞と少しずつ近づいてくるゴールへの数字を確認しながら、とにかく前へ。やはり30歩ラン作戦でキロ10分以上にはならないように頑張りました。

 

ゴール3㎞手前あたりから川越の市街地に入ると、コースは基本上りになります。やはり30歩作戦で先に進んでいると後ろから声をかけられました。230㎞コースのラン仲間が追い付いてきてくれました。最後の2㎞をこのラン仲間としゃべりながら進むとゴールが見えてきて一安心。ようやくゴール! 34時間11分の旅、長かった!

 

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(一緒にゴールした230㎞を走ったラン仲間と。230㎞コース走るのは本物のヘンタイ^^; )

 

ゴール後はまずゴールエイドでカロリーありそうなものをいただいて、自分の荷物に入れていたケーキも食べてカロリー摂取。経験則でゴール後まずはカロリーを取らないと、完全にガス欠状態なので足を冷やそうと水風呂に足を入れただけでガタガタ寒さで震えることになります。ゴールで荷物を片付けていると、赤羽以後抜きつ抜かれつしていたランナー2人もゴールしており、皆で「ありがとうございました」とお互いにお礼。言葉は交わしませんでしたが、お互いに励みにして先に進んでいたんですね^^

 

その後、ゆっくり風呂に入って、一緒にゴールした230㎞のラン仲間と(あまりおいしくない)ラーメン屋で食事を取って、早々に川越を後にしました。

 

次回ラスト、今回の小江戸大江戸のまとめ、感想、完走のヒントなど書き散らしたいと思います。