ウルトラマラソン始めました

ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを走ります

ウルトラマラソン始めました

本州縦断フットレース R7ステージ その7

テーピングをした足、左足首は腫れて太くなっているのが分かります。

6日目の夜は鷹巣駅前の古いビジネスホテルで休みましたが、ビジネスホテルの良いところは自室にユニットバスがあるところ。この日も痛む左足首の炎症をなんとか抑えようと30分ほど冷水でアイシングしてから休みました。
翌朝はいつも通り4時半起床、左足首保護のためキネシオテーピングをして5時半に出発。いつもなら朝が苦手なのにレースの時だけは超早起きが平気になる、不思議なもんです。

アイシングが良かったのか、はたまた2日連続のテーピングが効いてきたのか、朝は左足首の痛みはひどくなくて鈍痛。午後に入っても状態は変わらず、前日までのズキズキした痛みがだいぶ緩和されている感じでした。走りと歩きの違いでしょうか? 走るレースだと故障した箇所は悪くなる一方ですが、歩きだとテーピングやアイシングなどのメンテをして、気を付けながら進むと症状が進まず、進みながらでも少しずつ治すことができるんだなあと実感しました。

左足首の痛みが少し収まってきたのもあり、この日で完踏をほぼ確信しました。なんとかこの日の宿までたどり着けば、翌日は最終日。ゴールまで行けば勝ちです。気持ちも少し楽になって先に進みました。特に大館市内は昨年の秋田チャレンジ100㎞マラソンの時に観光した町、昨年訪れた秋田県会館など、なつかしく感じながら先に進みました。

秋田県会館前のハチ公


また、この日はめずらしくチェックポイントを3か所も通過した日、CP4 R105分岐点、CP3 大館市役所前、CP2 青森・秋田県境です。やはりチェックポイントを複数通貨すると気持ちにもメリハリがついて進みやすいですね。

ここはCP3 R105分岐点。CPはやはり単なる交差点です。

さて、大館市役所前のチェックポイントを通過し、歩いていくとどんどん街中から遠ざかり、やたて峠という峠道にかかります。峠道といっても国道7号線沿い、そんなに急な登りはないですが、だらだら登ってだらだら下る感じです。この峠の一番上に「道の駅 やたて峠」がありここでお昼ご飯の予定だたんですが、これが大誤算! 私の着いたのは午後3時、ちょうどお昼ご飯と晩御飯の間でレストランは休憩中。しかたなく売店で一番腹の足しになりそうなお菓子を買って食べる羽目になりました。レース2日目の「道の駅 笹川流れ」では昼ご飯の開始前に到着して昼ご飯にありつけず、道の駅に裏切られたのはこれで2回目、次回からはレストランのオープン時間をしっかり調べようと固く心に誓いました!

道の駅 やたて峠のレストランが閉まっているのを見てTwitterで発した魂の叫び!

結果、お昼ご飯はこれになりました(泣)

そういえば青森県に入り、やたて峠をとぼとぼ下っていると通りかかった車がわざわざ止まって「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。普段人が歩いていないところを足首の痛みがましになったとは言えトボトボと歩くおっさん一人、心配になって車を止めて声をかけてくれたようです。お礼を言って、大丈夫な旨を伝えて行っていただきましたが人の親切が心に沁みました。この日はその後のコンビニでも「本州縦断フットレース」のゼッケンを見て激励してくれる人がいて励まされました。このレース、基本スタートからゴールまで一人で行うだけに、数少ない他人からの激励が本当に励みになりました。

この日のゴール、大鰐温泉不二やホテル。ちゃんとした旅館でした。

ちゃんとした旅館につきもののお菓子。朝においしくいただきました^^

この日のゴールは、大鰐温泉の「不二やホテル」。今回のレースの中で一番まっとうな温泉旅館で、温泉施設も立派で、満開のつつじを見ながらの露天風呂は最高でした。レース中で何時に着けるのかわからないため素泊まりで、料理を味わえなかったのが残念です。(当日も着いたのは7時半前で料理が食べれる時間ではありませんでした)
温泉でゆっくりして翌日は最終日、大鰐温泉から青森駅前まで約49㎞。ホテルは取っていますが制限時間の9日には丸2日あり、後は足が痛かろうがゆっくり前に進めはゴールできる距離です。安心してぐっすり寝ました。

つづく

 

移動区間: JR鷹巣駅前 ー 大鰐温泉 

宿泊した宿:大鰐温泉 不二やホテル

移動予定距離:54.7㎞、 実際のGPS:57.72㎞

獲得標高差:472m