ウルトラマラソン始めました

ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを走ります

ウルトラマラソン始めました

第2回能登すずウルトラマラソンふりかえり

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能登すずウルトラマラソン振り返りです。

雨予報、予想気温が最低14℃、最高18℃という情報を踏まえ、CW-Xタイツに上はフラッドメッシュ+半袖+アームウォーマー+トレントフライヤーという服装。+帽子とヘッドライト。

0-8km(見附島エイド)

にっこさんと並走。夜明け前の暗闇の中を集団で淡々と走る。まだ小雨で重装備の服装が暑くなり、すぐにアームウォーマーを外し、8km地点でトレントフライヤーは腰に巻く。

8-25km(国道249号線)

前回の秩父札所の経験から、30kmまでにどれだけ疲れているかで体調を確認。今回もいまいちの様で、ランニングハイも来ずペースも上がらない。

25km-35km(八田郎峠)

1つ目の本格的上り・下り。頑張れば走れないことはない坂だけれど、体調を鑑みて少しキツメになったら意識的に歩くことにする。峠から見る谷筋にガスがかかって神秘的な風景。山あいの景色もきれいだなあ。

37-42km(舟木谷峠)

2つ目の峠。ここでトップ選手とすれ違い。速いなあ! 自分はやはり意識的に急な坂は歩くことにする。

42-48km(千枚田折り返し)

次々と折り返しのランナーとすれ違い、お互いに挨拶。声を出す、挨拶を交わすだけで力をもらえるのが不思議。43kmのエイドで食べたカレーがうまかった! 千枚田は圧巻! 前夜には「あぜの万燈」という実際に1000枚以上ある田のあぜにろうそくを立て千枚田を浮き立たせる行事をやっていたとのこと。見たかったなあ。

48-58km(舟木谷峠を越え海岸線へ)

この辺りで一回目の限界。走れずに歩きが混ざり始める。雨が本降りになってきたのでトレントフライヤーを再び着こむ。風も出てきたので、暑くなく調度良いくらい。

58-73km(塩田村を含む海岸線)

本降りの雨が海風と一緒になって真正面からふきつける。トレントフライヤー着ていて正解。雨具なしのランナーは寒そうで気の毒に思う。雨の中でも海岸線の風景はステキ! 途中で缶コーヒーを自販機で買って飲んだら、何故か復活したので、潮の匂いと海を見ながら淡々と進む。

しかし、65km、にっこさんに追いついたあたりで本格的に右膝の痛みが激しくなってきた。ロキソニンを飲むのと一緒に、にっこさんに先に行ってもらう。

73-85km(ラケット道路を含む海岸線)

80km手前でラケット道路といわれる急坂の峠、3回めの本格的上り。もう走る気力がないので、ほぼ歩く。峠近くの紅葉がきれい!

85km(狼煙灯台

にっこさんに再開してびっくり! 能登丼うまい! 灯台見れて満足! ってこんな感じで思考力が低下してました^^; 右膝の痛みがひどく、二回目のロキソニン投入。

86-98km

このあたりも微妙に上り下りがあり、疲れきった足腰にはきつい。上りは走れないし、下りは膝が痛いし、歩いたり、歩いたり、たまに走ったり。

98-102km(市街地-ゴール)

このあたりは平坦だけれど、既に日が暮れて真っ暗。走れないけれど、他のランナーと励まし合いながらとにかくゴールへ。最後に雨で田んぼのようになった競技場でゴール! ゴール後のそばがうまかった!

レース全体の印象:

コース:能登半島の観光地を回れてすばらしい! 見附島、千枚田、塩田、海岸線、狼煙灯台と言うことなし。狼煙灯台が余計という意見もあるようだけれど、私はレースで行けてよかった。高低差はあるけど、ウルトラならこんなものだと思うし、メリハリがあってよかったと思う。

エイド:私はカレー、パスタ、味噌汁、おにぎり、能登丼、オレンジなどいただいて十分だと思いました。ラケット道路の後のオロナミンCもすごくうれしかった!

誘導:一部誘導が少なくミスコースしそうだったという意見もあるけれど、必要なところには係員が立っていたし、分岐点には道路に矢印が書かれていたので迷うことはありませんでした。(矢印は雨で薄くなっていたけれど)

応援:雨の中、強風の中、エイドや沿道で応援いただいて頭が下がります。ありがとうございましたとしか言えません。

大会の改善点:

- 公称の100kmではなく、実際には2kmほどおまけがあった模様。それも80km-85km間が7kmもあるので、消耗したランナーには辛い。制限タイムぎりぎりの人は心折れるかも。最初から102kmのレースとしてしまった方が良いと思う。(追記:第3回以後、102㎞と記載しるようになりました)

- 夜明け前スタート、日暮れ後ゴールとなるための反射タスキの配布はすばらしい! でも私は85km地点で反射タスキをもらいませんでした。どうも15時半以後の配布だったそう。85km以後のスピードは遅くなるので、できれば15時以後のランナーには全員反射タスキを配布して欲しい。

- 自分は東京からの2泊3日のツアーで参加しましたが、事前説明会には参加できませんでした。事前説明会の太鼓の演奏がすばらしかったとのこと。それは是非ツアー参加者にも体験させていただければ嬉しいです。

自分の改善点:

70kmまでは合格点。でもそれ以後はいつものように右膝が痛くなり大幅なペースダウン。もっと強い足を作るため、下り坂トレや筋トレをしなきゃ!

最後に:

能登半島を堪能できた1日。これは雨の中のレースでも変わりません。ステキなコース、景色に応援で感謝感謝です。すず焼きの完走メダルも宝物です。

P.S.:

能登すずの大会関係者の方はブログなど含めて丹念に目を通しておられるようなので、意識的に改善点も含めて書きました。でも私は今回参加して大満足して帰ってきました。大会関係者の方、改めてありがとうございました!