ウルトラマラソン始めました

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小江戸大江戸200k まとめと答え合わせ

目標タイム、目標ペースと実際

小江戸大江戸のエイド通過タイム表を作りました」という記事で目標タイムを書きました。前半の小江戸部分でキロ7分からキロ8分半で走って貯金を作り、その後少しずつへたれて、おしなりエイド以後はほぼ歩くというシナリオです。

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実際には、前半の小江戸で既に疲れて、思っていた貯金が出来ず、目標タイムより34分遅く大江戸にスタート。その後更にへたれて、成願寺エイドでは、目標タイムより1時間39分遅れ。目標のゴールタイムが34時間ちょうどでしたから、このままでは完走が危ういペースです。

ところが、多分カフェインパワーだと思うのですが、その後大復活。ペースダウンはしたものの最後までキロ9分30秒台のペースを維持してゴール! 自分でもこんなに足が持つとは思っていませんでした。ウルトラだと「復活」することがあるのは本当ですね^^

特に成願寺エイドからこあしすエイドまでの区間は、区間順位で50位くらい、204kmを29時間前後でゴールする人たちと同じようなタイムで走っていたようです。

速報でも右肩上がりの順位に後半いかに粘れたかが如実に現れています。(ちなみに高島平エイドは設置時間が限られていたこと、今年から新設されたこともあり、トップ25名ほどは立ち寄っていません。そのためここの順位表示だけ高くなっています)

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良かったこと

1: カフェイン断ちのよるカフェイン効果がすごかったと思います。上述の成願寺エイド以後の復活は、カフェインの効果だと思っています。それに、32時間以上の行程で、眠くなりませんでした。これが今回の成功の一番大きい要因でしょうか?

2: 事前のコース下見。トレニックワールドさん主催の試走会に2回参加、それ以外でも3回ほどコースの一部を走ってある程度コースがわかっていました。特に復活して走れた大江戸で地図を見るため立ち止まらずに走れたのは大きかったと思います。

3: ラン仲間の応援。心折れそうなところで差し入れを持って深夜に待ってくれていたラン仲間、差し入れ持って伴走してくれたラン仲間、終盤思いもかけないところで待っていてくれたラン仲間2人。本当に力になりました。

4: 天候に恵まれたこと。雨も降らず、風もない絶好のコンディションで走れたのは幸いとしか言いようがありません。

5: 信号待ちでのストレッチ。とにかく信号の多いコースです、どうせ立ち止まるのならその機会にストレッチしなさいとのラン仲間の言葉に従いました。足が最後まで持った理由のひとつかもしれません。

6: レース後のアイシング。氷嚢と水風呂に足をつけることによりアイシングを行いました。このおかげか、足が熱を持つこともなくその後の回復が早い気がします。

7: 目標タイム作成や持ち物リスト、試走を含めた事前準備。やはり明確に目標を持って、準備すると結果が出やすい気がします。

8: 前日泊。やはり前日にしっかり睡眠をとったことで丸二日間寝ずに乗り切れたと思います。

悪かったこと

1: 食べ物の補給が少なかった。これだけの長丁場、食べなきゃ走れません。その割りに食事が少なすぎたと反省しています。お腹が空いて仕方なくなり、何か食べると元気になって走れるようになるというのを何度か経験しました。

2: シューズが足に合わなかった。当日のシューズは50km走で一度使用し、そのときも肉刺を作ってしまったシューズです。その後紐の締め方を変えて、20km走から30km走で2回ほど使用し問題ないので、そのまま本番で使っちゃいました。両足の親指に特大の肉刺が出来て、片方はつぶれてしまいました。少しでも気になる点のあるシューズはこの距離になるとダメなんだと痛感しました。

3: ゴール後に「湯遊ランド」に行きそこねました。足のアイシングを優先させたためです。でも大きな風呂入りたかったなあ・・・。

4: ロキソニンを使ってしまいました。できれば使わずに済ませたかったのですが、痛みに勝てず。

総合して、今回の結果は自分の走力からすれば出来すぎだと思います^^

まとめ

今までに3回100kmを超える大会に出場しました。佐渡島一周エコジャーニー橘湾スーパーマラニック、今回の小江戸大江戸200Kです。この3レースの優劣などなく、それぞれ特徴があって3レース共に大好きです。

2日間にわたるレースを開催するには、関係者は丸2日以上不眠不休で動いてくださっています。損得勘定でできる事じゃありません。レースがあること自体に感謝です。

小江戸大江戸200Kはすばらしいレースです。主催者の皆さんのフレンドリーな対応、ボランティアの熱心なサポート、私設エイド。コースはフラットで走りやすく、慎重に歩道のある道を選んでいるためか、比較的安全です。大江戸コースには観光名所もたくさん、応援も得られやすいコースです。コース設定とかエイドの場所とか細かいところまで、安全に走りを楽しんで欲しいという意図が見えて嬉しくなります。

改めて主催者の皆さん、ボランティアの皆さん、一緒に走った皆さん、応援に駆けつけてくれた皆さん、ありがとうございました。

既にもう楽しかった思い出しか残っていません。苦しかったはずなのに、その記憶ってどこにいっちゃうかなあ(笑)