ウルトラマラソン始めました

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第14回川の道フットレース ハーフの部 その4:旧三箇小学校まで

- 旧三箇小学校手前を滔々と流れる信濃川。今回川の景色を楽しむ余裕があまりなかったのが残念。

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CP18:飯山駅(88.2km)からCP19:旧三箇小学校(133.4㎞)まで

この区間の45㎞、飯山駅を出た時刻は既に午前2時過ぎ。一夜目の深夜ラン突入です。飯山市街で少しだけ道間違いに注意すれば、後はひたすら一本道、千曲川沿いの大きな国道を進み、やがて道はだんだんと真っ暗な山の中へ。人っ子一人おらず、もちろん前後にランナーも見えない中を一人とぼとぼと上りは歩き、下りは走りを繰り返します。

思った以上に寒く、この時点で気温が7℃~8℃とのこと。前々日まで居た横浜の深夜の気温が20度前後であることを考えるとすごい違いです。ある程度の防寒対策は背負っていたので、気温に合わせてアームカバーを付け、ウインドジャケットを羽織り進みました。

それでも、深夜2時から3時、4時と進むと、暗い、寒い、眠いという状況で、更に孤独な一人旅。どんどん頭の中がネガティブになっていき、走る気力もなくなり歩きが増えます。そうすると更に寒くなって、ますますネガティブになっていくという悪循環。

とぼとぼと歩き続けていると、追い越していく車から「がんばってくださーい!」という複数の女性の声が。なんか聞いた事がある声の気がする! 幸いその車は数百メートル先に久しぶりに出現したコンビニで止まったので、なんとか追いつくことができました。

思った通り、声をかけながら通り過ぎて行った車に乗っていたのは女性3人、私の私設エイドのために東京、千葉からやってきてくれた(おっかけとも言う(笑))の面々でした^^

地獄に仏といいましょうか、天使といいましょうか、この時彼女たちが女神様に見えたのは私がよっぽど疲れていたからでしょうか^^; 3人の女性から暖かい応援と、プリン、イチゴ、アクエリアスをいただきました。彼女たちは、このコンビニで臨時私設エイドを他のランナーにも行った後、先に進んで改めて私設エイドを開くというので一度お別れしました。

人間不思議なもので、応援をもらうと元気になり、暗いさびしい孤独な道もなんのその、微妙なアップダウンもなんのその(といっても上りは全て歩き)。ひとり道をひたすら進むと、午前4時半くらいでしょうか。2時間ちょっとで再び美女3人組の私設エイドにたどり着きました。再度ここでまったり、またプリンとみそ汁をもらって、熱い応援をもらってお別れしました。しばらくすると夜が白んできました。

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この後、1時間ほどでまた私設エイド! さっきまで美女3人のエイドで2回も時間を使ったばかりだけれど、ありがたいのでお礼を言って通り過ぎようと思ったら、そこのいるのはラン仲間のまりぱさん! 偶然にも知り合いの私設エイドの2連荘はすごーく嬉しい驚きでした。しばらくしゃべって、熱い応援と熱い甘酒をいただいて再出発。

で、また1時間で更に私設エイド。今度はともぷーエイドという毎年出していただいているらしいありがたい恒例私設エイド。ここでも座って、笹寿司とみそ汁をいただきました。ありがとうございました。

連続3つの私設エイドですっかりくつろぎ、元気をもらって目指すはハーフコース唯一のオフィシャルレストポイントである旧三箇小学校。ただ、どう考えてもウォシュレットのトイレがなさそうだったので、数キロ前のコンビニにドロップイン。ところが・・・。

このコンビニのトイレ、男子女子兼用1つと女子専用が一つ。男子が使えるトイレはふさがっていました。しかたなく待つこと5分、まだ出てこない。待つこと10分、まだ出てこないのでドアをノックすると「入っています」の返事。待つこと15分、再度ノックするも「入っています」。20分以上待ったところで、後続の女子ランナー4人組がコンビニへ。彼女たちは空いている女性用トイレで次々用を済ませ出て行き、一人取り残される私。25分以上待ったところで、あきらめて店員にお願いして女性用トイレを使わせてもらいました。 うーん、このトイレロス25分は理不尽な気がする・・・。

元々天気が怪しかったのですが、このあたりから雨が本降りになりました。急遽レインウエア上下を取り出して着用。この後も2日目の昼間はずっと雨が急に降りだしたり(雨と一緒に気温が急低下)、晴れて暑くなったりと忙しいお天気でした。

まあ、そんなこんなでハーフコースでは唯一のレストポイント、旧三箇小学校にたどり着きました。ここではシャワー、食事、仮眠ができ、2時間以上の滞在が義務付けられています。

- 旧三箇小学校、廃校になったとは思えない立派な建物で、しっかり休憩させていただきました。

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つづく