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川の道フットレース 2021 その1:スタートまで

5月3日の夜22時50分にCP18:飯山駅で終わってしまった私の川の道ですが、これからその道程をレポしていきます。私のように実力はないけれど、挑戦してみたいというランナーの参考になれば幸いです。

ちなみにこれを書いている5月6日の時点では足と腰の尋常でない疲れを除けばほぼ人間らしくなってきました。

 

昨年、2020年の川の道フットレースはコロナのため中止されたのではなく、順延されたもの。その順延された川の道ですが、今年もやはりコロナの影響で開催されるかどうか心配していました。というか、東京に3回目の緊急事態宣言が発令されることが決まり、ほぼ開催をあきらめていました。

ところがびっくり! 4月23日、開催のちょうど1週間前に大会本部からメールが来ました。なんと「開会式/競技説明会場、スタート地点を川越市に変更して開催することに決定いたしました」とのこと! 確かにこれなら東京都は通らない。SAJの英断です。

 

正直、この時期のレースに一般の賛同が得られるのか、またレース後に免疫力低下によりコロナに感染したりしないか等々参加するかしないか迷いました。一方、川の道フットレースとしては今回が一番難易度が低そうに思えます。その理由は(1)川越スタートのため、距離が513㎞から503㎞と10㎞短縮されたこと、(2)前半の難所、ぶどう峠が通行止めのため、内山峠越えに変更されたこと。

完走ギリギリとわかっている自分にとって、今回のチャンスを逃す手はなく迷った末に出場を決断しました。

 

そうと決まれば宿の変更手配から。川の道フットレースは距離との闘いであると同時に眠気との闘いです。私は睡眠時間確保のため、レース前日はスタート地点近くで宿を取ることにしています。今回も本来のスタート地点:新木場駅に予約していたホテルをキャンセルし、川越駅のホテルを予約しました。地獄に突入する前の最後の贅沢ってやつで、川越プリンスホテル^^ スタート地点から10m、朝食付き、夕食代用に3000円チケット付きで9500円と格安! おかげでおいしい晩御飯と豪華朝食にありつけ、スタート直前までゆっくりすることができました。特にエイド用の荷物は大きく、スタート時に長時間持ち歩いて疲れたくない自分にとっては良い選択でした。

 

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(ホテルで食べた晩御飯と朝ごはん、この後のレース中の食事と比べたら天国!)

 

レース前日、昼過ぎに川越に到着し、まずは事前説明を受けます。この説明会に参加しないとレースに出場できません。今回は説明会も午前の部、午後の部に分かれ密を避けるように工夫されていました。

コロナの状況下でのレースのため、粛々と走りましょうとのこと。無用のトラブルを避けるためゼッケンをつけるのも義務ではないとのこと。私はトラブルが怖かったので、結局最初から最後までゼッケンをつけずに走りました。

説明会後はホテルにチェックインし夜10時半には用意を済ませ軽めの睡眠薬を服用して就寝、9時間半たっぷり寝ました。ゆっくり朝食を取って徒歩10mのスタート地点へ。

 

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(背負って走る荷物と預ける荷物。預ける荷物は60Lt以内でスーツケース不可)

 

川の道フットレース、フルの出場者は今回94名。コロナの感染リスクを避けるためスタートは朝9時から10時までのウエーブスタート。それもスタート場所には10分前までは来るなという徹底ぶり。スタート地点についたら荷物を預けてすぐスタートという段取りです。選手全員が集まることもなく、スタート地点の看板もない地味なスタートだけれど、この時期なので仕方なし。

 

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(スタート地点の様子。目立ちすぎないように少人数で。右側がスタート計測)

 

私は未完走経験者なので早いスタート。9時~9時10分の間にスタートするグループでした。9時前にスタート時点に到着し、荷物を預けて9時1分にはリストバンドを「ピーッ」としてスタートしました。

 

つづく

 

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