ウルトラマラソン始めました

ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを走ります

ウルトラマラソン始めました

川の道フットレース 2021 その7:レース中にシューズを買う^^

長いレースを走った後はしばらく気楽です。月間XX㎞とかの制約もなく、走りたいときに走りたいスピードで走るだけなので。やはり「走らなきゃ!」の呪縛に囚われているということですね。

 

善光寺の前後あたりから気になっていたのが、ハーフ=251㎞のランナー。小諸を朝9時にスタートしてそろそろ抜かしてくるはず。今年は話題の超ウルトラのシンデレラ:仲田光穂選手が走るというので、私を含めフルのランナーは彼女がいつ追い越してくるか待ち構えていました^^ 私は善光寺までには追い付かれると思っていたのですが、善光寺を過ぎて5㎞くらいで「お疲れ様でーす!」の声が。想像通り1位の仲田選手でした。信号待ちで少し話しましたが、来年のフル参加はまだ考えていないとのこと、確かに今回のレースで200㎞以上が3レース目ですもんね。

信号が変わると、ほんとにピューン!って感じで行ってしまいました。 ちなみに私が抜かされた時の2位はタカケンさんで10分以上離されていました。

結局仲田選手はハーフ251kmをを25時間14分で断トツ1位、ほぼキロ6分でこの距離を走り切るのは驚異以外の何物でもありません!

 

仲田さんに元気をもらったものの、どうも足元が痛い! 特に両足の小指と左足甲が痛い。シューレースもインソールもはずしたものの両足のむくみがひどくなって、足が圧迫され一歩歩くたびに痛むようになってきました。

とぼとぼ痛みを感じながら歩いていたら天の恵み! 道路向かい側にシューズショップが見えてきたじゃありませんか! 早速お店に飛び込み、自分で探す時間がもったいなかったので店員さんにお願いしました。

 

私「急ぎです。27㎝で幅広のできるだけセーフティーなランニングシューズください!」

(いつもは26㎝で幅せまめ、Width CかDです)

店員さん「へ? えーと急ぎって?? セーフティーって初心者用で良いですか?」

私「レース中なんです。後200㎞走れるシューズください」

店員さん「???」

 

20210511-shoe shop

(ランニングシューズを買い替えた靴屋さん、写真を撮り忘れたのでGoogle Mapから借用。お店があって助かりました!)

 

てな会話をして、とにかく店員さんが1足のシューズを持ってきてくれました。足入れすると親指も小指も当たらなくて素晴らしい!

 

私「これにします!」

店員さん「でもぶかぶかですよ?」

私「大丈夫、足はこれからもっと大きくなりますから」

店員さん「????」

 

即決して、もったいないけれど前のシューズを抱えて走る体力はないので、前のシューズはお店で処分してもらうようお願いして、そのまま新しいシューズに履き替えて店を出ました。かかった時間は5分前後でしょうか、とにかく即決でした^^

新しいシューズは Adidasのエントリーモデルで4400円ほど。歩いている自分にとっては十分なクッション、何より小指も親指も足の甲も何も当たらず快適^^ 良い買い物をしました。

 

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(新しいシューズはAdidasの初心者用、むくんだ足に当たることなく快適!)

 

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(たったの300㎞で最初のシューズのソールは大きくすり切れていました。元々足を引きずる癖のある私が、更に超長距離で足を引きずり、ソールを削ったんだと思います)

 

シューズを変えて心機一転、快適に走れればよかったのですが、足の痛みがなくなると次に忍び寄ってくるのが眠気。まだまだ市街地なので、マッサージ屋さんを見たら「ここに入ってマッサージせずに寝かせてって言ったら規定料金払って寝れるかな?」とか、ファミレスで少し寝ようとか、マンガ喫茶に入るかどうか真剣に悩んだりしながらとにかく先へ。

 

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(この辺り、リンゴ畑は花盛り。癒されました^^)

 

チェックポイントの浅野交差点手前では信州トレイルマウンテンの皆さんが応援してくれていましたが、残念ながら私は道路の反対側。このあたりになってくると応援が本当にありがたいのでできれば直接話をしたかったな。

 

そうこうするうちにCP17:浅野交差点に到着。ここから飯山に向けて小さな峠越えになります。この時点ではまだまだしっかり歩けていて、シューズを変えて足指の痛みもなくなり、問題は眠気だけ。飯山に早めについてしっかり休んで三箇小学校という行程を予定通りにこなしていました。

 

つづく