ウルトラマラソン始めました

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水戸街道ジャーニーランをゆるゆる走りました その4とまとめ

ゴールの水戸城大手門

CP18:かど屋を過ぎると残りは20㎞ちょっと。残り時間も6時間あるので気持ちが楽になったというか、安心して走る気がほとんどなくなってしまいました。ここから先は歩いても完走ってことでひたすら歩いて、気が向いたら下り坂だけ走る感じ。
CP20:長岡宿を過ぎるとコースもだんだん旧街道の雰囲気から都市近郊の幹線道路に変わってきました。歩いていたので誰を抜くこともなく、また抜かれなかったのは同じような時間帯のランナーたちはやはり歩いていたんでしょうね。

やはり水戸市内に入ると安心します

水戸市内の看板を見るとやはり安心しました。でもここからが結構長い。ほぼ一本道なんですが、とにかく長い。それに歩道がせまい側溝の上だけで、デコボコで走れたもんじゃない(というか元々歩いていたけれど)。もっと早い時間帯なら自動車も少なく歩道横の車道に出て走ることも可能だったんでしょうが、すでに日が昇って時間がたち自動車もびゅんびゅん通るし。さらにこの水戸市内の一本道沿いにコンビニがない! 朝になってトイレに行きたいのにコンビニが全然なくてきつい戦いを続けました。開店したばかりの中古ゲーム屋に入ってみてもトイレはなかったし(泣)。ようやくCP21:水戸街道終点の碑の近くまで行って現れたコンビニの飛び込んで緊急事態を回避しました。

ここからはゴールまで2㎞、トイレに入って文字通り身が軽くなって(でも歩いて)ゴール! 出走前の目標がざっくり24時間だったのに対して、24時間16分でのゴール。ほぼ予定通りというか、予定調和的に頑張る気力もなくこのタイムになった感じです。90㎞あたりで先に行ってもらったラン仲間の女性は23時間ちょっとでゴールしていて、40㎞で1時間も差をつけられました。さすが!

ゴール後はラン仲間を待たすと悪いので、予定していたスーパー銭湯に移動。贅沢して水戸駅からタクシーで移動しました。「ひたちなか温泉 喜楽里別邸」というところです。ここの天然温泉はかけ流しでぬるぬるのお湯、露天ではすぐ横の木にシジュウカラがたくさん戯れていて最高! ここでラン仲間とビールで祝杯を上げて、ごはんを食べて私の水戸街道ジャーニーランは無事終了しました。

ゴール後に行ったスーパー銭湯。露天が最高でした!

水戸街道ジャーニーランのコースは高低差は多くなく、曲がり角も比較的少なく走りやすいコースです。また130㎞で26時間という制限時間からも走りやすいし、出発が小石川後楽園なので関東在住の人なら0泊2日で参加できる。都会から田舎風景、旧街道筋らしい町並みとジャーニーランらしい景色を楽しめるものすばらしいですが、せっかくの見所を夜に通らないといけないのが残念です。できれば土浦以後だけでも良いので、夜に通過する部分はあらかじめ試走してその風景を楽しんでおくとよいと思います。
ジャーニーランに慣れた方には物足りないかもしれませんが、敷居の低いレースでおすすめです。

 

最後になりましたが、主催のスポーツエイド・ジャパンの皆様、私設エイドや逆走ランで応援いただいた皆様、応援に来てくれたラン仲間、同走してくれたラン仲間の皆さん、大変ありがとうございました。
そういえば、初めてのレースだったせいか通行している人から何をしているか何度も何度も聞かれました。「東京から水戸まで走っている」って答えた時の反応を楽しませていただきました。

おわり