2日目の夜はしんどいし足裏は痛いしスマホは動かないしでリタイアを考えていましたが、少し長めに寝てゆっくり起きると足の状態は少しましで歩くなら問題なさそう。とにかくあらかじめ予約していた次のホテルまでひたすら歩くことにし、7時過ぎに出発しました。
スマホは相変わらず電源が入ったり入らなかったりでしたが、各務原を出てからだんだん田舎部に入り、スマホのコースマップがなくても中山道の道案内だけで迷うこともなく助かりました。鵜沼宿を過ぎたころから、うとう峠、物見峠、琵琶峠と峠が続き、道も時々未舗装のトレイルへと変化していきました。宿場町の風情あるたたずまいと峠の山道が交互に現れ、余裕があれば歴史と自然を堪能できたと思いますが、思ったのは「旧中山道って本当に一日中山道じゃん!」だけ。こんなにトレイルが多いとは!
逆に問題になってきたのがコンビニの少なさ。中山道を歩き続けるとコンビニの数が少なくなるので計画的にコンビニに寄り、念のため多めの食料を背負って歩くことを心がけました。あらかじめコンビニの位置を調べてルートマップに書き込みしていましたが、そのスマホが使えないことが多かったので、とにかく食料は多めに確保しておきました。
この日も日が暮れてからのも前に進みましたが、細久手宿を過ぎてから大湫宿までの琵琶峠に続き、大湫宿をすぎてからの十三峠は完全に夜間のトレイルになりました。しっかりしたヘッデンを持ってきておいて良かった!
十三峠を越えるとすぐに恵那の市街に入り、午後9時40分にこの日の予約していた恵那駅前のホテルに入りました。前日に続き恵那でも大浴場付のホテルにしたのは大正解! ゆっくり足をのばして入れる大浴場は疲れた体に最高! ホテルでは妻が送ってくれた予備のスマホも届き、これで翌日からはコース迷いの心配もなくなり一安心。実際には翌日あたりからは本来のスマホもほぼ電源が落ちなくなりましたが、やはり安心感って大切です!
ようやく初日の雨によるスマホのトラブルと、そのトラブルによる寝不足からも解放され、恵那についてようやく心に一つ余裕ができた気がします。右足の土踏まずがひどく痛んでいたのも、ストレッチを定期的に繰り返すことでひどくならずこれも一安心。後は早く寝てできるだけ体力を回復させるだけ! ジャーニーランの夜のルーティン(コンビニで買っておいた晩御飯を食べる、風呂、ストレッチ、洗濯、翌日の準備、水風呂でアイシング)をして11時過ぎにはベッドにもぐりこむことができました。
通過したチェックポイント:
CP18:鵜沼宿、CP19:太田宿、CP20:伏見宿、CP21:御嵩宿、CP22:細久手宿、CP23:大湫宿
公式距離:60.5㎞(通算195.5㎞)
GPS時計の距離:61.17㎞(通算208.21㎞)
累積高度:1699m(通算5079m /2日目不正確)
つづく